「新堂の絵を見て小説を書いて下さる」というコラボ企画の元、描かせてもらったリザたん(加工後)です
スリーピングビューチーをテーマに描いてみました。
・・・ちょっと焼きこみすぎましたかね;;汗;
紅音さんのみお持ち帰り可能ですーvv
>>私信 紅音さん
メェルでも送らせてもらいましたが、
こっちから持って帰っ下さってもいいのでー♪
メェルに添付させてもらったのは加工前のものなんやけど、
こっちに展示してる加工後のリザさんでもお気に召した方をドウゾvv
(加工後リザさんは加工前よりサイズがちっさいですー)
ちなみに現物(加工前)はコチラ**
そしてー!
紅音さんカラ、スリーピング☆リザたんイメージの素敵小説を頂きましたーvv紅音さん愛してる!
もうもうこう・・ほんわーんな感じでちょう素敵ですvv
スクロールで素敵小説が読めます!是非スクロールを**
紅音さん、本当に有難う御座いました!
≪ A Peace Dream ≫
幸せな夢を見た。
あったかい陽だまり。
瞼の裏の優しいクリーム色。
それだけの夢。それだけの世界。
ふわふわ。ふわふわ。
重力なんて関係無いここは何処かなど関係無い。
だって此処には、荒んだ臭いも、錆びた色も、イカれた音も、何も無い。
思い出さない。
何も無いことは平和だ。
ずっと此処に居たい・・・と思ったけれど、誰かを忘れている気がする。
思い出したくない誰か。
大事な誰か。
思い出さなければいけないのに、彼を思い出そうとすると荒んだ臭いや錆びた色が付随して呼び起こされる。
それは厭。
ごめんなさい。折角だもの、もう少しこのままで居させて。
思い出したくない貴方。
貴方が傍に居るなら、どんな臭いも色も音も厭いはしないから。
一人ぼっちの今は忘れることを許して下さい。
考えるのを止めることを許して下さい。
そうだ。
貴方も此処に来ませんか。
此処はひどく平和です。
幸せな夢を見てる君を見た。
「・・・珍しいな・・・」
仮眠室から戻ってきたロイは、執務室と廊下の境で一瞬立ち竦んだ。
思わず漏れ出た声も、彼女の夢を終わらせる気配は無い。
かすかに安堵し、空気さえ動かさないように静かに扉を閉めた。
ここ数日事件が立て込んでいて、後処理に奔走していた疲れが一度に襲ってきたのだろう。
ロイ自身もつい先程、やっと仮眠が取れたところだった。
ましてやロイに負担をかけるまいと、率先して指揮や処理を担っていた彼女は比較にならない程に疲労が激しかっただろう。
ロイは彼女にこそ仮眠を勧めたのだが、まだ仕事が残っているから大佐だけでも、と逆に気を使わせてしまった。
部下の方がしっかりしているというのも、また考え物だなと苦笑する。
お陰ですっかり甘えてしまってこのザマだ。反省せねば。
ロイの為に、そして何より彼女自身の為に、彼女は有能であろうとする。
いや、実際元より有能なのだが、その生い立ちからか、周りに迷惑をかけるまいと全て抱え込んでしまう。
そんなに肩肘張らなくても、といつも思うのだが口に出したりはしない。
それが彼女の生き方なら、ロイは負担をかけ過ぎないようにさり気なく気を回すだけだ。
今回は少し自分もいっぱいいっぱいで、彼女のそんなところに頼りきってしまったが。
日頃のお礼と謝罪を込めて、タオルケットをプレゼントしようか。
何の暗い過去も無いような、その穏やかな寝顔を少しでも長く護る為に。
ゆっくり寝ていてくれたまえ。
仮眠室までタオルケットを取りに行ってくるから。
部屋からそっと出るときに、もう一度ちらりと見た彼女の無防備な寝顔に理性が少しぐらついた。
そんな己を叱咤して、しっかりとドアを閉める。
可愛い寝顔が誰にも見られないように。
君は夢の中で誰と居るのだろう。
君に穏やかな表情をさせているのが、自分であれば良いのにと思った。
それは平和だった 東のある日。
++紅音さんから頂きましたー!++
好きにしてもいいよというお許しがありましたので、
のっけさせて頂きましたーvvうはうは!
有難う御座います!
ふんわり優しい感じが心地いい文章に、
可愛いリザたんと紳士な増田んぐが・・!//クる!
つかの間の優しい時間だけでも、ふたりが幸福で在ります様に。
素敵な小説本当に有難う御座いましたvv
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